政党機関紙として(おそらく)日本で一番読まれているらしい「しんぶん赤旗 日曜版」が値上げされるそうです。
「しんぶん赤旗」日曜版の購読料金改定についてのお願い/来年1月から月930円に
共産党は政党が発行する新聞としては珍しく、日刊紙のほかに週刊紙として両方新聞を発行していますね。
官僚制の権化みたいな政党らしく、日刊紙と日曜版はそれぞれ別に動いているようで、日刊紙と日曜版それぞれが、お互いにライバル視している感じもあったり。
紙面から垣間見える仲の悪さが「魅力」でもありました。(ちなみに、序列的には日刊紙の方が圧倒的なアドバンテージを有しておられるようですが)
月4回発行で930円。
もはや、1部250円で月1000円にした方がいいのではないかと思うのですが、そこまで「おちぶれたくない」という矜持があるのでしょうかね。
個人的には、なんで日刊と週刊を分ける必要があるのかと思うのですが、
それは日曜版の発行を決めた当時の御大…じゃなくて永遠の議長…というと不破さんが思い浮かんでしまいますが、
中興の祖であるミヤケン氏が決めたこと。しかも人も金も動いている事業をそうそう簡単にはたためない事情もあるのでしょう。
ともあれ、一応は電子化がゆったりと進んでいる昨今の日本では、
紙媒体で頑張っている新聞というのは貴重なのかもしれませんね。
あの、「自称全国紙」である産●新聞も全国紙の看板を下ろす時代となりました。
ナ●●ネさんのいろいろな情報も入ってくる今日この頃。
社会の木鐸と自己認識しておられる新聞というマスメディアがどのようになっていくのか、楽しみ半分、不安半分で見守っているところです。