新潟でクジラを食べる

新潟に帰省しております。

子供の頃からよく食べていたので気づかなかったのですが、

新潟の人って意外とクジラを食べるんです。

「郷土料理」と呼べるのが、クジラ汁です。

 

鯨の皮付きの脂身(塩漬け)を野菜と一緒に味噌汁にしたものです。

家庭ごとにいろんな野菜があると思うのですが、僕の実家では玉ねぎとジャガイモを一緒に入れます。

夏になると玉ねぎがウリのような野菜に変化したり。

新潟のスタミナ食って感じでしょうか。

 

クジラといえば、最近いろんなニュースになっていますね。

捕鯨に賛成、反対という気持ちはなく、子供の頃から親しんでいるので紹介した次第。

 

帰省したときの楽しみは、なんといっても地元の飲み屋で一献傾けることですが、

今回行ったお店は初めてでした。父親の行きつけの「小料理屋」です。

いい響きですね、小料理屋。

 

小料理屋なので、がっつりしたものはあまり用意してありません。

ほとんどが酒の肴、しかも地元のものがたくさんあります。

酒盗というのは珍味が多く、興味をもって頼み、そして大抵後悔するのですが、

見つけてしまいました。

 

鯨の味噌漬け

 

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そのまんま、クジラを味噌に漬けたものらしいです。

「凍っているから気をつけてね」とママから言われ、恐る恐る食べてみました。

クジラなので、脂がたくさん。

口をつけると、体温でクジラの脂が出てきます。

クジラ汁を食べて育ったこともあり、クジラというのは脂がたくさんあるということは知っていたのですが、

まさか脂が垂れることまで想像が及ばず。

クジラを持った手が脂でテカテカになりました。

 

味噌のしょっぱさと、クジラの肉の風味がベストマッチでございます。

日本酒に合う。

ただし、脂が本当に多いため、たくさん食べるとお腹が緩くなります。

僕も数切れで我慢しました。

 

ぱっと入った飲み屋で気の利いたおつまみを見つけるというのも、また面白いです。

今度は、家庭料理ではない「クジラ汁」を食べてみたいなぁと思っています。