タイムライン防災情報をうまく利用しよう【台風による鉄道運休】

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 台風など、あらかじめ進路がわかっているような災害の場合、

鉄道会社は「〇〇時から鉄道の運行を取りやめます」という情報を

事前に出すことがあります。

これをタイムライン防災(計画運休)といって、2014年くらいから国も導入し始めました。

 

 

タイムライン防災の何かを勉強したい方は教科書でも見ていただくとして、

僕らにとって一番重要なことは、「何時から鉄道が止まる!」ということが事前に、明確にわかるということでしょう。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

ちょうど本日(9月30日)、JRは首都圏鉄道が20時以降に全線運休するということを発表しました。

 

これって、実はすごいことなんですよ。

 

これまでもいくつかの鉄道会社で事前運休の発表はありましたが、

首都圏で、ここまで多くの路線を一斉に運休させるのは初めての「試み」です

画期的!

 

あえて「これまでの」と言ってしまいますが、

これまでの自然災害の対応は、最悪でした。

 

  1. 台風が直撃することがわかっている
  2. とりあえず本数は減らす
  3. とりあえず掲示板に「運転見合わせの可能性があります」という
  4. 台風直撃により運行見合わせ
  5. 運休ではないので待つしかない

…あれ?デジャブの既視感が…ッ!!

 

わたくし、経験してますね。

暇だったのをいいことに5時間ほど名古屋駅で定点観測してました。

ちなみに、12時半から新幹線が運転見合わせ、

マスコミの方達が見物にきたのが16時半でした。

 

www.toh-log.com

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台風21号に対するJR東海の対応は、個人的には本当に最悪で、

情報が下りてこないのでこちらも動きようがない

17時頃になってやっと「架線に支障があるため運転再開は相当の時間がかかります」

と確定的ではない情報を流す

運転取りやめではなく運転見合わせなので「そのうち動くかもしれない」という期待感を持たせる

 

全部、経験してきましたよ!

 

その意味では、今回のJR東日本の対応は完璧だと思います。

 

20時を最後に鉄道の移動はできません!!!!

 

と言い切ったのです。勇気に拍手を送りたい。

人間というのは面白い生物でございまして、

過去と将来という時間軸を考えることができます。

 

今回は20時という「デッドライン」がJRから与えられました。

20時に自宅最寄りの駅に着くことを目標として、今日の予定を組み替えることができる。

それが人間なのです。

 

人間論を語りたいわけではありませんが、

いつ運転再開するのかわからない状況に追い込むよりも、

さっさと確定情報を流してもらった方が、僕たちは対応しやすいんです。

 

さて、もう一つ問題があります。

20時という時間「だけ」を信じるのはいけないのです。

台風はナマモノです。

20時に鉄道が一斉運転取りやめをするからといって、

20時から台風が本気をだすわけではないんです。当たり前の話ですね。

 

関東地方はすでに広い地域に雨雲がかかっています。

こういうときの行動パターンは、

「どうしても仕方ない場合は20時に自宅最寄り駅に着くようにする」

が最低限のラインです。

 

可能な場合は

「即刻仕事(用事)を終わらせて帰宅する!」

もしくは

「そもそも今日は何も仕事の予定入れない!!(僕はこちらを選択しました)」

がベストになります。

 

ぜひ万全の備えをなさってください!

皆様のご無事を願っております!